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バレエコンクールのレベルとデメリット

このブログはバレエを15年続けた娘(コンクール上位入賞歴・指導歴あり)を持つ母の個人的な意見です。我が家の経験がこれからバレエを始める方に少しでも参考になれば幸いです

目次

コンクールのレベルと種類

今、日本国内で年間150以上のコンクールが開催されています。ほぼ毎週末、日本のどこかでコンクールがいくつも開催されているわけです。毎年のように増え続けているコンクールですがレベルはさまざまです。

『東京新聞全国舞踊コンクール』や『こうべ全国洋舞コンクール』など歴史ある有名なコンクールは出場人数も多く、全国から実力者が参加しますのでレベルも大変高くなります。『YGPユースグランプリ日本予選』や『ジャパングランプリ』などスカラシップといわれる海外のバレエ学校に留学する権利がもらえるコンクールも同様にレベルが高くなります。

まずは地方コンクールといわれる各地域で開催しているコンクールからスタートする方が多いと思います。『NAMUEバレエコンクール』や『Japan Ballet Competition』や『YBCバレエコンクール』などは日本各地でコンクールを実施していますので教室の近くで参加することができます。

コンクールのデメリット

コンクール出場はいい事ばかりではありません。出場のためには、コンクールのための特別レッスンや個人レッスンなど練習の時間がどうしても長くなります。夜遅くまでレッスンすることで睡眠時間が短くなり、結果として身長が伸びない子もいます。コンクールのためのダイエットも同様です。親としては、まずは身長を伸ばすことを心掛けましょう。

またレッスンに時間をとられて勉強がおろそかになってしまう子もいます。バレエは努力すれば誰でもスカラシップをもらえたりプロになれるわけではありません。体型や脚のラインの美しさ、手足の長さや顔の小ささなど努力でどうすることもできない容姿の部分もジャッジの対象になる厳しい世界です。もちろんバレエを頑張ることは必ず人生の糧になります。しかしバレエを頑張っているから勉強はしなくてもいいという考えになるのは避けましょう。

コンクールに出場しだすと金銭的な負担も増えます。負担が大きくなると親も熱くなり、コンクールの成績が悪いと子供以上に落ち込んだり、子供を叱ったりする方もいます。気持ちはわかりますが、親はサポートに徹して応援してあげましょう。

まとめ

こういったデメリットをふまえて、小学校低学年からコンクールに必死になる必要はないと思います。コンクールで入賞できたのは小学校低学年の時だけ・・というお子さんもいます。親は今がすべてになりがちですが本当に入賞したいのは12歳頃からです。低学年のうちは勉強もきちんとする習慣をつけましょう。そしてしっかり睡眠を確保できる生活を送らせてあげてください。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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