バレエ教室の種類
基本的には大きく2つに種類に分けられます。
バレエ団の付属教室と先生による個人経営のバレエ教室です。
バレエ団の付属教室
バレエ団の付属教室はその名の通りバレエ団が経営しています。バレエ団本部にある本校と、支部があります。支部の先生はバレエ団のダンサーがすることが多いです。先生は経営のことは考えず指導に集中できるからか、優しい人柄の先生が多い印象です。支部で上手な生徒には「本校に通いませんか」と声がかかることが多く、家の近くだから通い始めたつもりが遠くの本校に通うことになった・・ということもあります。
発表会は合同で行うことが多いです。また本校はバレエ団の公演に子役で出演する機会などもあり、支部に比べてお金がかかります。基本的にさまざまな運営方針や費用などはバレエ団の本部本校が決定します。将来そのバレエ団に入りたい場合やそのバレエ団が好きな場合はおすすめです。
先生による個人経営の教室
そして大多数が先生による個人経営の教室になります。良くも悪くも先生個人のカラーが色濃く出るのが個人経営の教室です。日本のバレエの先生に資格は必要ありませんので、バレエの指導力より経営手腕が優れているだけの先生もいます。また自己中心的でえこひいきが酷い先生もいます。もちろん人格者もいらっしゃいますが、先生に必要以上にきつく当たられて辞めたというのはよく聞く話です。個人経営のトップが先生ですので、誰も先生に注意できないため気分屋の先生が一定数いるのは仕方ないのかなと思います。
発表会にかかる費用は先生次第
この項目は個人経営の教室の話になります。
私は発表会は年1回で十分だと思います。発表会にかかる費用は小学生になりたての頃までは10万円ぐらいの教室が多いと思います。
生徒数が多く大学生や大人も多数いる場合、発表会の演目として「子供だけの作品」がある教室も多いです。小学5~6年生が主役を踊ることが多いですが、主役なら20万円以上必要な教室もあります。
また生徒数は多いのですが中学生以下の子供ばかりの教室もあります。その場合中学生や小学5~6年生でも男性と組んで踊る教室もあります。男性はゲストとしてお金を払って来ていただくため、ゲストのレベルによりますが30万円以上かかると思います。娘は男性と踊った発表会で50万円ほどかかりました
発表会は本当に先生次第です。安い会場で安い費用ですむように努力する先生もいれば、できるだけ豪華に規模を大きく見せようとする先生もいます。当然金額も違ってきます。費用次第で習わせるか悩んでいる場合は、体験や見学に行かれた時に遠慮なく「発表会の回数と費用の目安」を聞いてください。もし嫌な顔をされたり濁されたら、それが先生の人柄です。バレエはお金のかかる習い事です。バレエの先生はお金持ちの保護者が大好きです。気持ちはわかりますが、あからさまな先生は段々と生徒が減っていきます。生徒がどんどん減っている教室は要注意です。
バレエにお礼は必須
バレエにはお礼の習慣があります。発表会で主役を踊らせていただいたお礼、男性と組んでパドドゥをを踊らせていただいたお礼・・などなど。発表会の費用を払っているので、お礼はしなくてもと思うかもしれませんが、先輩方や他の方がしているものを自分だけしないわけにはいきません。お礼の金額は教室内で決まっていることが多いので先輩方に聞いて金額を合わせましょう。
まとめ
発表会にかかる費用を中心に、よくいる先生のタイプについても書いてみました。発表会の費用は教室により本当にさまざまですが、費用が高額すぎる教室は、生徒数や経営状態以上に大きく豪華に見せたい場合や、発表会で大きく儲けたい場合が多いです。一方で生徒数が多い老舗の教室で豪華な発表会を安い費用で開催している先生もいらっしゃいます。少しでも皆さんの教室選びの参考になれば嬉しいです。
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