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年金暮らしにマンションはダメ?戸建てとマンションはどっち?築50年のマンションの価値は?

私は今50代ですがマンション暮らしです。そのうちやってくる年金暮らしにマンションは不向きな気がして悩んでいます。戸建てとマンションのメリットとデメリットを考えてみました。

目次
  • 立地条件が同じだと戸建てより購入金額が安い
  • オートロックや管理人などセキュリティがしっかりしている
  • ゴミ置き場など便利な施設があり、エントランスや植栽まで掃除や管理が行き届いている
  • 鉄筋コンクリート造りのため冷暖房がききやすい

戸建てのメリット

  • 管理費や修繕積立金、駐車場代がかからない
  • 上階や下階への騒音の悩みや気配りがいらない
  • 建物が劣化しても土地は残る
  • 増築や建て替えなど自由度が高い
  • 修繕するもしないも自分で決められる

マンションのデメリット

  • 管理費や修繕積立金、駐車場代がかかり続ける、しかも値上がりし続ける
  • 上階や下階への騒音の悩みや気配りが必要
  • リフォームに制限がある

戸建てのデメリット

  • 立地条件が同じだとマンションより購入金額が高い
  • 自分で修繕費用を貯め、業者を探し依頼しなければならない
  • セキュリティーはマンションより劣る
  • 木造の場合は冷暖房がききにくい

マンションは管理費や修繕積立金が一生かかり続ける

年金暮らしになった時、マンションで1番不安なのは住宅ローンが終わっても管理費や修繕積立金がかかり続けることです。今後いくら値上がりするかもわかりません。老後に自分や配偶者が病気になったりした場合、高額な管理費や修繕積立金を払い続けることができるのか。戸建てなら最低限以外は修繕せずにいることができます。80代90代になった時、家の外観などあまり気にならないと思うのです。

築50年のマンションに価値はある?建て替えは?

さらにマンションは取り壊して建て替えになる可能性もゼロではありません。我が家は35歳で新築のマンションを購入しました。となると85歳で築50年です。国土交通省の研究では、鉄筋コンクリート造りのマンションの物理的な耐用年数は117年と推定されています。しかし水道管やガス管の寿命は40年といわれています。そのため修繕は必須なのです。

そしてマンションの法定耐用年数は47年とされています。つまり47年で建物の価値がなくなるわけです。そのため築50年を前に建て替えを考えるマンションは多いと思われます。これから築50年のマンションは増えていきます。所有者の5分の4の賛成がないと建て替えできないので、実際に建て替えたマンションは少なく2023年は10件ほどです。しかし建て替えが決まれば費用の負担は重い場合も多く不安があります。

まとめ

私はお金の心配がなければマンションにずっと住みたいと思っています。でも実際はお金の心配だらけです。まだ答えは出ませんが老後に向けて考えたいと思っています。

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